ヘルパー2級取得でなぜニチイの講座を選んだか
日本の急速な高齢化に伴い、介護福祉関係の人材ニーズが高まってきています。
そして高齢者介護の担い手を養成する「介護職員初任者研修」(旧ホームヘルパー2級)は、介護業界でお仕事を行う上で一番始めに必要な資格となっています。
この資格を取得するためには、都道府県が指定する団体・企業が実施している講座を受講し、介護に関する知識や技術を学んだ上で、修了試験に合格することが必要です。
通信だけでは受講できず、自宅学習+スクーリング(通学)が必要です。
介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)講座は全国でたくさん開催されているので、その中から、
- 受講日
- 場所
- かかる費用
などご自身の都合に合うスクールを選んで申し込むことになります。
私の場合「ニチイ学館」のホームヘルパー2級課程(現:介護職員初任者研修)を取得しましたが、なぜ「ニチイ学館」で学ぶことにしたのでしょうか?
当時の自分の状況など説明しながらお伝えしたいと思います。
ニチイを選んだポイントは?
私はインターネット上で、無料でスクールを比較し、一括資料請求ができるサイトを活用してニチイを絞りこみました。
ニチイを選んだ点を簡単にまとめると次の通りです。
自宅から通いやすい場所にあった
ニチイは業界最大手で全国に400校あります。
なので、自分の地域でも駅前の一番便利な場所にあって、通学しやすいという点に一番魅力を感じました!
クラスの選択肢が多い
ニチイは講座を選ぶ時の選択肢が多いです。
なので、
- 自分の好きな曜日(平日、土曜、日曜)
- 時間帯(午前中、夜間)
からクラスが選べるのです。
また、急用で受講日を変更したい場合、別の日に無料で振替えもできます。
しかも、電話で問い合わせると同じ科目を行っている他のクラスをスタッフの方が探してくれます。
私は子育て中の身であり、実際に子供の体調不良で何度か振替受講を利用しましたが、休んだ日から近い日で無事に受講できました。
受講期限が長い
基本の受講期間は4ヶ月と設定されていますが、期限内に修了できなくても無料でプラス4ヶ月まで受講を延長することができます。
例えば、私の場合、現場体験実習の日程が合わず4ヶ月で修了できなかったのですが、1ヶ月延長して終えることができました。
それでも、最終期限までは、あと3ヶ月も余裕がありました!
※「現場体験実習」とは介護施設で実際に実習を行うことです。
ですが、現在の「介護職員初任者研修」に移行されてからはこの実習は必須では無くなりました。
それでも、ニチイでは希望者のみ体験実習を受けることができるようです。
介護関係業界では最大手なので安心感があった
テレビコマーシャルや電車の中刷り広告など「ニチイ」を見かけることは多いと思います。
また業務実績40年という安心感もあります。
講師は、実際にヘルパーをして勤務されている現役の方ですし、受講してみて思ったのは、堅すぎる事がなくフレンドリーな感じの方がとっても多かったです!
さらに、研修が終わってニチイにスタッフ登録をすれば、ニチイが運営する全国の介護事業所を就職先として紹介してもらうこともできます!
ただし費用は少し高め
介護職員初任者研修の資格取得にかかる費用について言うと、スクールによって6万〜15万と金額の幅が結構広いです。
そして「ニチイ」は他のスクールに比べると、上記金額帯の中で一番費用が高い部類に入ります。
それでもニチイを選ばざるを得ないのは、たとえば地方に住んでる場合は、
- ニチイ学館
- 三幸福祉カレッジ
くらいしか通える距離で講座を開催していないからです。
なので、ニチイさんに頼らざるを得ないのですね。
もちろん受講システムやサポートが良いのは上記で説明してきた通りです。
通える範囲に費用が安いスクールがあったとしても、
- 自宅から通うのに不便であったり
- スクーリングの期間が2週間連続と決められていて連続で通わなくてはならない
- 振替受講が取りにくい
など「ニチイ」に比べると条件が悪くなるケースが多いです。
ただ、時間に余裕がある方で自宅から通うのに問題なければ、お得な金額で選ぶというのも一つの方法です。
安い費用で「短期集中コース」を売りにしているスクールもありますのでこの場合でも、インターネットでの比較、資料請求などをされて探して頂きたいと思います。
ニチイを選んだ理由まとめ
このように、ニチイ学館であれば仕事の合間や育児中であっても、自分の都合の良い曜日や時間帯で選べるので無理せず資格を取れると言えます。
ちなみに当時、私は子供が小さかったためスクーリング中は子供を実家に預けて教室に通いました。
私のように育児中の方の場合、子供の預け先は必ず確保して頂きたいです。
なお、受講条件というのがあり、心身共に健康で介護に関心のある16歳以上となっていますが、妊娠中の方は受講出来ないので特に女性は注意が必要です。
次は「ニチイ学館の講師陣について(ヘルパー講座編)」です。