ヘルパー講座を担当していたニチイの先生たち

ニチイ学館の講師陣について(ヘルパー講座編)

介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)は介護の仕事に就くための入門資格です。
この資格を取得するために、私は「ニチイ学館」でホームヘルパー2級講座を受講しました。

 

学習内容としては、

  • 自宅学習
  • 実技スクーリング
  • 現場実習(2013年4月以降は任意学習となりました)

がありますが、その中でも実技スクーリングは介護技術を中心に、経験豊富な講師たちから介護知識を学ぶことができる貴重な場となっています。

 

私が学んだニチイの講師陣は皆、話を聞く人を飽きさせない楽しい雰囲気の方ばかりでした。

 

授業は基本テキストにそった内容なのですが、テキストには無い経験談など興味深いお話も魅力的でした。

 

私は「ニチイ学館」で3人の講師から実技スクーリングを学んだのですが、この講師陣から聞いた体験談や講師の方のプロフィールで印象的だったことを書いておこうと思います。

 

ニチイ学館でお世話になった講師たち

 

ニチイ講師陣の介護経験談

ニチイの先生たちから聞いた、私が印象に残っている体験談を紹介していきます!

 

認知症の徘徊で警察に通報

認知症で徘徊してしまうご利用者がいたそうです。
真夜中に家を抜け出し、裸で外を歩き回って110番通報されてしまったとのこと。

 

介護初心者の私としては、警察のお世話になることがあるなんて、驚きを隠せませんでした!

 

ご自分の大便を人につけてしまう方

自分の大便を人になすりつけてしまうご利用者もいたそうです。
ヘルパーとして訪問していた講師は、実際にその被害に合われたことがあったそうです。

 

結局は、施設に入居されました

その後、この両方のご利用者は在宅介護が難しいと判断されたため「介護保険施設」に入所したとのことです。

 

このようなケースのご利用者は介護を行うご家族にとって非常に辛いですが、認知症の本人は自分自身の気持ちが不安であり、

  • この場がどこであるかわからない
  • 家族が誰かわからない

などの不安からこのような行動を起こしてしまうそうです。

 

このような時気持ちを落ち着かせる方法としては、散歩する事や夜中の場合はビスケットと温かいミルクを出す(甘いものは気持ちが落ち着く)などの対処法があるということも教わりました。

 

痛ましい介護の現場を見た時のこと

とある講師の方が介護保険施設を見学した時の話です。
廃用症候群のひどい状態にあるご利用者を見た経験をされたそうです。

 

廃用症候群とは、高齢者が病気や骨折などで寝たきりで体を動かさないでいると、筋肉や心肺機能が衰える症状のことです。
関節が固まって体を動かせなくなってしまうのです。

 

体を小さく丸め横たわったまま、体が固まってしまったご利用者は、こうなってしまうと指さえ動かせません。

 

この姿勢のまま適切な介助がされず長い間放置されていたので廃用症候群となってしまいました。
床ずれもひどく、傷になり膿んでいたそうです。

 

この話を聞いた時、私は介護が必要な高齢者が放置されてしまうということにショックを受けました。
もちろん、各ご家庭ごとに色々な事情はあるとは思いますが、それでも放置は受け入れがたいです。

 

廃用症候群にならない為には、日常生活を行う上での動作(トイレに行く、着替えるなど)をご利用者自身にできる範囲でやって頂くことが大切です。

 

このことをふまえた介助方法(助けすぎない介助)を学びましたが、介護を行う上では「助けすぎない介助」というのは非常に大切な心がけだと感じました。

 

講師陣のプロフィール(お名前は省略します)

最後に上記の体験談をお話してくれた先生たちのプロフィールを簡単に紹介します。
もちろん個人情報には気をつけております。

 

一人目

60代女性。
専門学校の講師を兼任しており、

  • 介護福祉士
  • 社会福祉士
  • 福祉住環境コーディネーター

など介護の難関資格までお持ちでした。

 

二人目

50代女性。
現役のホームヘルパー。

 

様々な介護施設でのご経験があり、いかにも介護の現場で生きてきたという自信とオーラをお持ちでした。

 

三人目

70代女性。
介護職を経て、ご自分で介護サービス事業所を立ち上げという起業家、事業家の方でもありました。

 

現在経営をご自分の子供に任せているそうですが、指名があれば現場へも出るとのことです。

 

介護サービス事業所を立ち上げる前は他の事業所に所属されていましたが、ご利用者から指名を受けたり個人的に来てほしいと言われたり、お仕事ぶりをご利用者からたいへん評価を頂いたそうです。

 

そのうちに様々なVIPから指名を受けるようになり、その経験が元になってご自分でサービス事業所を立ち上げたそうです。

 

背中がしゃきっと伸びてハキハキした語り口調で、話を聞いているだけで元気をもらえるような人柄でした。
三人の中でこの講師が一番印象に残っています。

 

この様に、ニチイの講師陣はすべてが「ニチイの職員」というわけではなく、それぞれ様々な経験を積まれた魅力的な人たちでありました。
講師は全員女性でしたが、私も将来こんな風に元気に働く女性になりたいと思いました!

 

次は「初任者研修の日程確認をする方法」です。