介護事務試験当日に意外とつまづきやすいポイント

介護報酬点数票など試験当日につまづきやすい点

これから介護事務の試験を受ける為に、現在勉強中だという方は順調に推移していますでしょうか?

 

「合格の為の準備はバッチリだ!」という方も、当日は緊張して普段しないようなミスをおかしてしまう場合もあります。

 

ここでは「事前に対策しておきたい試験当日に意外とつまづきやすいポイント」をご紹介していきます。

 

介護事務試験でつまづきやすい点

 

保険者番号、被保険者番号などの記載ミス

保険者番号は案外間違えやすい部分です。
実際の業務に就いた時に間違うと大変なことになります。

 

試験でも同じく、減点の対象になります。

 

その他には、

  • 被保険者氏名の名前の漢字間違い
  • ふりがなが抜ける凡ミス
  • 作成日付の間違い
  • 生年月日の間違い

など、気を抜いてしまいがちな部分にこそ注意が必要です。

 

こういう凡ミスで減点になるのは本当に悔しいことです。
試験当日には必ず何度も見直しをしてほしい個所です。

 

学科問題の言葉のいじわる

介護事務の試験は学科問題と実技問題にわかれています。

 

学科問題の出題に関してはテキストの大事な部分をしっかり読み、過去問を解いていればクリアできると思います。

 

試験当日はテキストの持ち込みが可能ですし、暗記しなくても良いと言えば良いですが、時間制限がありますので過去問を解いてある程度の出題傾向を知っておく必要があります。

 

学科問題の対策もばっちりだという方でも、当日は注意が必要です。

 

問題を斜め読みしてしまい、いじわる問題に引っかかって、語尾や意味の捉え違いをしてしまう凡ミスが発生することがあります。

 

問題のポイントをしっかり押さえて読むことが大切です。

 

時間配分のミス

時間配分は何度も過去問を解くことで解消できるようになりますが、当日は緊張します。

 

問題が頭に入ってこなくなる、分からなくてパニックになるなどのハプニングが発生することもなくはないのです。

 

まずは落ち着いて心に余裕を持つことです。
それから普段から時間を測って問題集を解きこんでいくことで当日の時間配分のコツがわかってきます。

 

介護報酬点数票とうまくつきあおう!

試験当日につまづきやすい最大の点は「介護報酬点数票」です。

 

「介護報酬点数票」はとても難しいというのは、介護事務の資格試験勉強を始めた方であればみなさんが感じていることだと思います。

 

しかし、介護報酬点数票を制しない者は資格試験をも制することができないのです。
ぞこで、ここでは介護報酬点数票との上手な付き合い方についてご紹介します。

 

介護報酬点数票は読み物ではない

介護報酬点数票はそこまで分厚いものではありません。
しかし中身は専門用語がちりばめられており、読みやすいシロモノでは決してありません。

 

聞いたことのない用語、堅苦しい文章…
頑張ってはじめから最後まで読んでもなんの意味もありません。

 

介護報酬点数票は読み物ではないのです。
そして内容を暗記する必要もまったくありません。

 

まず介護報酬点数票を資格試験の見方に変身させていきます。

  • 試験に出るところは目立つようにマークする
  • ふせんをはる
  • よく使うページにインデックスをする

など。

 

また中に書き込みをしたり、書き込みスペースがない時は「ノートを見る!!」と書き込んだり。
とにかく試験に役立つシロモノに変えていくのです。

 

マーカーの色分けがおすすめ

過去問を解きつつ更に書き込みを増やしていきます。
よく開くページには折り目がついてきますし、問題を解くときはマーカー部分だけ読めばいいのでだんだんと扱いやすくなってきます。

 

私の場合は教室に通っていたので先生が「試験に出るのでマーカーひいて」と授業で言ってくれたこともあり、マーカー部分を読んでいけば問題が理解できることが多かったです。

 

また、色わけにもこだわった教室で、「これからは違う色で」「3色用意して」などの細かい指定がありました。
細かく色分けすることで介護報酬点数票が更に見やすくなっていきました。

 

独学や通信の方もマーカーを引く部分を間違えないように、またマーカー部分が目立たなければ意味がないので、特に大切な個所は色を変えるなどの工夫が必要です。

 

これをやるのとやらないのとではぜんぜん違ってくると思います。

 

一見扱いにくそうな介護報酬点数票ですが、これをうまく使用することができなければ試験に合格するのは難しいでしょう。
ぜひ扱いをマスターしてうまく役立てていってください。

 

次は「介護事務で座学の勉強以外に学ぶべき心構えと実技」です。

 

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