通学・通信講座を利用して住環境コーデの勉強をする!
前のページでは福祉住環境コーディネーター資格を独学で勉強する方法を紹介しましたが、もちろん、
- お金に余裕があったり
- 絶対に不合格になりたくない
というような状況でしたら講座を利用するのは良い選択肢です!
講座には「通学と通信」の両方が用意されています。
スクールの受験対策(通学制)を利用する場合
自分で勉強する自信が無かったり、忙しくてまとまった勉強時間が取れない場合に、資格取得のスクールなどで開講している受験対策講座を受講する方法があります。
福祉住環境コーディネーター等のように、自分の得意分野以外の科目が混在している試験の場合、勉強の方法がわからなかったり、初めて触れる分野の知識の理解の仕方が正しいのか確信が持てなくなることがあります。
そんなときは、きちんとした講師の指導の下、学習をスタートさせると安心です。
時間がないと思う人ほど通学講座はおすすめ
仕事や家事などでまとまった時間が取れない人は、通学課程ではなく通信講座を選びがちです。
ですが、そもそも自分で勉強する時間を捻出できないのですから、通信講座を受講しても勉強できるとは限りません。
そんな場合こそ、無理やり勉強時間を確保させられる通学課程を受講することをお勧めします。
スクールなどで開講している受験対策講座は、出題傾向を研究しているため、効率の良い学習が可能です。
また、自分一人では理解しきれない問題等も、講師に直接、しかもわからないと思ったその時に質問ができるので、より知識の定着が進みます。
通学課程に通ってくる人は、忙しい中時間を割いて参加してくれているとスクール側もわかっているので、その場で勉強したことが完結するようカリキュラムが組まれていることがほとんどですので、仮に授業以外で勉強する時間があまり取れなかったとしても、合格するための知識を身に付けることも可能です。
もちろん、復習などは必要ですが、これもどこをどれだけ復習すれば良いのかがわかるので、時間の節約につながります。
効率の良い勉強が出来る代わりに授業料は高額
試験に必要な知識をすべてスクールの授業で教わるため、スクール側の手間やコストも相当なものです。
従って、手厚いサポートの代わりに授業料も高めに設定されています。
しかし、もし通学課程を受講して一回で合格できれば、勉強時間だけでなく、その後のキャリアアップなどにも早く影響してくるため、先行投資だと思って受講することで総合的なコストを抑えられる可能性があります。
通学制のデメリット
通学の場合は、スクールが用意する教室に通って勉強する形です。
ただ「福祉住環境コーディネーター」は、どちらかというとマイナーな資格の為、通学形式で受講できる講座は全国に数個しかありません。
なので、大半の方が地理的に通うことができないと思います。
よほどの理由がない限りは、下記の通信講座の利用をお勧めします。
通信教育を利用して学習する
自分ひとりで勉強する自信がなく、スクールなどの講座を利用したいと考えたときに、自宅や勤務先から通える範囲にスクールが無い場合には、通信教育を選択することがあります。
中にはスクールへ通うほどのまとまった勉強時間の確保が難しいと感じて、通信教育を選択することがあります。
これらのケースであっても、少し無理をしたら通学課程に通えそうなら、通学課程を選ぶほうが合格の可能性は上がります。
ですから、どうしても通学は無理という場合や、いきなり知らない人たちと同じ教室で勉強するには抵抗がある、といった場合に利用される方が多くいらっしゃいます。
通信教育なら、通学に比べて受講料も安く設定されており、それにもかかわらず通学課程で使用する教材と同じものを配布してくれるケースがほとんどです。
同じ内容を学べるので、自分で時間管理ができる方や経済的な負担を少なくしたいという場合に、通信教育をおすすめしたいです。
通信で継続して学習するには
通信教育は自分の好きな時間に学習を進められるメリットがある反面、自分で時間の管理ができない、あるいは勉強する時間が取れないという方にはおすすめできません。
上でも書きましたが、勉強する時間が無い人ほど、通学課程を勧める理由です。
通信教育では多くの場合、添削サービスがついています。
このサービスを利用し、自分の学習計画を立てると、比較的容易にすべての課題を一通りこなすことが出来るようです。
また、添削サービスがある講座の場合、わからない問題があったときに質問が出来ますので、やる気さえあれば通学課程と同等の内容の勉強をすることが可能です。
しかし、このやる気というのが一番の問題で、人間はどうしても楽なほうへと流されてしまいます。
ですから、例えば仕事が終わり帰宅したら、食事の前に1時間勉強するなどど、自分へのルールを決めて、勉強の習慣づけをすることが大切です。
この際、あとでまとめて勉強しようと思って後回しにしてしまうと、それだけ負担が増えてできなくなります。
勉強を継続するためには、毎日コツコツと無理のない範囲で続けることが重要です。
このように、通信教育には受講料の安さや勉強時間の自由度など、多くのメリットがあると同時に、そのメリット自体がデメリットとなり得る可能性を秘めています。
しかし、しっかり自分を律して学習ができる人にとってはとても魅力的な学習形態だと言えます。
スクールの講座を利用する際には、これらの特徴を踏まえて、自分にあったものを選ぶことが大切です。
通信学習のスタイル
通信講座の場合は、自宅にテキストが送られてくるので、家で勉強する形式となります。
独学と同じような形ですが、通信講座の方が、
- 送られてくるテキストと予想問題集を利用して合格者が出ているという実績がある
- サポートに質問できる
などなど、独学よりも合格の可能性を確実に増やすことができるのがメリットです。
住環境2級の代表的な通信講座は、
- ユーキャン
- 日建学院
等がありますので、無料資料請求するなどして、ぜひ検討してみてください!
合格率(難易度)についても上記で解説しています。