住環境2級のお申し込み方法と受験資格
福祉住環境コーディネーターの、
- お申込み方法
- 受験資格
についてまとめているページです。
1級と3級についても言及はしていますが、主に住環境2級の解説を中心に行っています。
まずはお申し込み方法からご説明していきます!
福祉住環境コーディネーター2級のお申し込み方法
福祉住環境コーディネーター2級を取得するには、まず申込みをしなくてはいけません。
必ずしも資格試験の勉強を始める前に、お申し込みをする必要はないのですが、
- お申し込み忘れを防止する為
- 勉強の計画を立てる為
- 緊張感を持って勉強を続ける為
にも、先にお申し込み日の確認だけは行っておきましょう!
受験情報は東京商工会議所の「検定試験情報のサイト」に掲載されています。
試験は年2回、申込登録期間あり
福祉住環境コーディネーター2級は年間2回の試験が行われています。
例えば、
- 7月10日
- 11月27日
です。
それに対して、それぞれ「申込登録期間」というものが設けられています。
申込登録期間は、上記の月に試験日があるとすると、
- 4月26日〜5月27日の1ヶ月間
- 9月13日〜10月14日の1ヶ月間
となります。
年間2回試験が行われている為、
- 勉強の準備ができていて自信があるなら近い日付
- まだ半年以上の勉強が必要だと思ったら遠い日付
を選んでお申し込みを行いましょう!
手順
私が申し込んだ手順は、
- インターネットで福祉住環境コーディネーター2級を検索
- 東京商工会議所の公式ホームページから個人申込み
を行うという2つのみです。
申込み自体は難しくないので、すぐに終わります。
何級を受けようか問題
福祉住環境コーディネーターには上から1級、2級、3級を種類が分かれています。
よくある質問が「一番最初に受験するのは3級と2級どっちが良い?」というものです。
これには良い解決策があって、それは下記にも書いてありますが「1日で2級と3級の同時受験すること」です。
詳細は下記をご覧ください!
ちなみに1級の受験資格は2級保持となっています。
受験資格は?(1級と2・3級)
福祉住環境コーディネーターの受験資格は、1級と2、3級で分かれています。
受験制限がなく誰でも受験できるのが2級と3級です。
3級は福祉住環境について最低限知っておいて欲しい基礎的な知識を問うもので、難易度はそれほど高くはありません。
主に自宅で介護を行ったり、住宅改修を検討している家族の方が取得されると、役立てることが出来ます。
2級についても基礎知識中心なのですが、3級の知識を踏まえての出題ですので、やや難易度は上がります。
3級と異なるのは、2級の資格を持っていると、自分で住環境の改修計画を作成でき、改修費用を介護保険へ請求できるという点が挙げられます。
ですから、実務上は2級を取得できれば問題ありません。
さらに上級の1級ですが、これは2級に合格した後でないと受験ができません。
試験内容については、福祉住環境について個別の住宅に留まらず、地域全体を視野に入れた住環境という視点からの出題になります。
ですから、地域を包括した環境整備について広く学習しないと合格すらままなりません。
実際に1級の合格率は毎年1ケタ台で推移しており、合格者の属性を見ても一級建築士などの難関資格を所持している人がほとんどです。
福祉住環境コーディネーターとして働くためには?
福祉住環境の専門家として働くには、最低2級は取得したいところです。
2級を取得すれば、上記のように改修のための費用を介護保険へ請求できますので、建築業者の方などが多く受験されています。
ただし、福祉住環境コーディネーターとして仕事を受注するには、1級も取得しておきたいところです。
合格率が特に低く難関資格であるという認識がありますが、裏を返せばそれだけ福祉住環境に精通している専門家であるという評価が得られます。
また、地域を包括する住環境改修の知識を持っていますので、自身の改修事業にとってもビジネスチャンスを広げる可能性があります。
福祉住環境コーディネーター資格で可能なこともよくまとまっているので参考になります。
【まとめ】まずは2級と3級の同時受験から
福祉住環境コーディネーターの2級と3級は受験制限がありませんので、誰でも受けられます。
さらに嬉しいのが、2級と3級は時間帯をずらして試験が実施されますので、1日の間に両方とも受験することが可能なのでです。
ですから、「自分は最初にどっちを取得しよう?」と迷われている方は、ぜひ同時受験をお勧めします。
さらに、2級だけを受験して、万が一不合格になってしまっても3級だけは取得しておきたいという方も、両方受験することで安心感が得られると思います!
1級に関しては2級保持者しか受験することができないので、特に悩む必要はないと思います。
2級と3級の勉強については、3級用の勉強で基礎を固めて、発展編として2級の勉強をするのがスムーズに勉強を始めるコツです。
高い授業料を支払って講座で学ばなくても、独学でしっかりテキストを読み、勉強しておけば必ず合格できます。
ぜひ挑戦してみてください。
次は「住環境資格の取得後にわかった現場での役立ち方、見え方」です。