ケアマネ資格が必要な理由

現場の介護員が感じたケアマネ資格の必要性

私の場合、ケアマネジャー(介護支援専門員)の受験資格を得られる時期になっても、試験勉強を始めませんでした。

 

なぜなら、職場からの受験の勧めが強く、やらされる感が出てしまっていたのと、当時の自分には取得の必要性を感じていなかったからです。

 

なので、勉強するのが嫌でたまりませんでした。

 

制度と現実

しかし、介護現場にいて経験や知識が増えていくに連れ、こうしたいと思うことやこうしてあげたいと思うことも増えていきました。

 

ですが、その気持ちをキッカケとして、上司に何かを提案しても、

  • それは制度的に無理
  • ここは介護保険施設だから法的に無理

と、きっぱり断られてしまいます

 

  • いったいこの介護保険法って何?
  • そんなに介護現場を締め付けるものなの?

現場では疑問ばかり

と最初は不満から入ったのが正直なところです。

 

ケアプランは誰のためのもの?

現場にいると事務所やケアマネとかみ合わないことが沢山あります。

 

それは、

  • このケアプランは本当に本人のためのものなのか
  • ケアプランは何のためにあるのか
  • どのようにして作られているのか

という認識が、一般の介護員とケアマネでは異なるからです。

 

制度のこともケアプランのこともわからない介護員のままでは、ただの現場の戯言にしか過ぎないということに気がつき始めました。

 

介護制度の良いも悪いも知る為に資格は必要

ちょうど受験資格を得たころの数年は、私の職場でも「介護員が利用者様の生活の流れや雰囲気を作ってしまっていること」が問題として提起されていました。

 

私の職場は創設30周年を迎えた古い施設で、建物だけではなく考えも古いまま抜けられないといった悩みを抱えていました。

 

しかし、そこから脱却するためには、

  • 今現在、一般的にどのような介護をすることが求められているのか
  • 何を目的としてこの施設が存在しているのか

を、再確認することが必要でした。

 

中には新しい介護方法や情報が入っていくことを拒んでいた先輩職員もいました。
制度を知らないから、変わらないことにも気付かないし、変わっていくことを恐れているのだと思い、現場に新しい情報や知識を入れていかないと、良い介護はできないと気付きました。

 

時代だけを追いかけても良い介護が出来るわけではありませんが、制度がどんどん改正されていることには理由があり、その結果は現場が一番知っていると思います。

 

良いも悪いも制度を知らず評価はできません。

 

これからの日本の介護のためにも介護員の皆さんには是非介護支援専門員を取得してステップアップしていってほしいと思います。

 

ヘルニアで身体を壊さずに長く介護業界で働く為にも!

また、定年まで介護業界に携わっていくためにも、高齢者の介護を行っていく上でも、自分自身が健康であり続けることがかなり重要です。

 

なぜなら、これまで私の同僚でも、

  • ヘルニアでどうしても腰が痛くて続けられなくなってしまった人
  • 年齢的に夜勤をする体力がなくなってしまったとの理由で辞めていった人

をたくさん見てきたからです。

 

実際、年を重ねていくと健康への不安は増すばかりで、夜勤手当てが自分が通う分の病院代や栄養ドリンク代に消えてしまうという職員もいました。

 

皆さん、健康維持のために努力をして、現場で働ける体力を蓄えていると思いますが、やはり体を壊してまで働ける続けられる職種ではないと思います。

 

年をとっても生き残る道

私の職場でもヘルニア等になってしまって、現場での介護仕事は続けられないけれど、仕事を辞めず介護に携わっていける職種への異動をした人が何人もいます。

 

それが介護支援専門員(ケアマネージャー)です。

 

年を取ったら介護支援専門員として活躍

 

実際、現場経験がある介護支援専門員は人気があります。

 

現場のヘルパーからも「一緒に仕事をしていてもとても働きやすい」という評価を受けることが多いです。
なので、事業所も現場出身のケアマネを重宝してくれます。

 

何より、利用者様も、コミュニケーションスキルが高く、多くの情報を提供してくれて、知識やバラエティー豊富なケアマネを求めています。

 

こういった需要もありますので、介護に長く携わっていく気持ちがある方は、介護支援専門員の資格を現職のうちに取得しておきましょう!

 

人生のライフサイクルにあわせて

特に介護現場は「寮母さん」といわれていた時代があるほど、女性がほとんどの職場です。
私は高卒でしたが、そんな女性でも人の生活に携わって、多くの仕事を任せてもらえる職業はあまりないかと思います。

 

しかし、ちょうど一人前になる頃に、女性は結婚や妊娠、出産など、自分の人生のイベントが訪れると仕事を続けていくかの悩みが生じてきます。

 

また、早出や遅出などの変則勤務に加え夜勤があったりと、子育てと介護職を両立するには協力者がいないと大変だと思います。

 

それでも働いていかなければならない・働いていきたい人は、やはり日勤帯で働ける職種であるケアマネを目指しましょう!

 

ケアマネは関係機関が休みの土日祝日が休みであったり、定時での出勤が可能であったりするので、自分のライフサイクルの変化に合わせて仕事をすることが可能になります。

 

介護業界で長く生きていくための手段としても介護支援専門員は有効です。

 

次は「特養におけるケアマネの役割」です。

 

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